6/17(金)亀山営業所において安全衛生会議が行われました。

 テーマ:正しい運転姿勢について

 本日は久しぶりの実地研修です。
 今回は、運輸局の指導書に基づいて正しい運転姿勢を行います。

 なぜ正しい運転姿勢が必要なのでしょうか?
 →視界が広くなり、運転による疲労も軽減されるそうです。

 では実際にやってみます。

 【普段の姿勢】
  亀山安全会議1
(調整方法)
 ・ヘッドレストの中心が耳の高さになるように調整します。
 ・背もたれは105度前後にします。
 ・シートとお尻・背中の間に隙間がないように、深く座ります。
 ・シートの高さは、ももの下に軽く平手が入るくらいとします。
 ・ハンドルは肘が脇腹から大きく離れない位置、概ね9時15分の位置でもちます。
 ・ハンドル位置は、両肩がシートから離れない状態で、まっすぐ手を伸ばして、ハンドル上部に中指の
  第一関節がかかる程度に調整します。
 ・シートに深く座った状態で、左足の土踏まずでクラッチペダルを床まで完全に踏み込める位置に
  シートを調整します。

 【矯正後】
 亀山安全会議2
  写真ではわかりにくいが、首筋がスッと立ったように感じます。
(体験者談より)
 ・ハンドリングが確実に上がり視野が広がったとのこと。
 ・シートのホールド感が上がり体を固定されたとのこと。

 今回の体験で視野・疲労以外にも危険回避に対するハンドル・フット操作も格段によくなることが分かりました。
プロドライバーは、そんな基本的なことはやらなくてもわかっていると思いますが、実践してみることで些細なことを「見つめ直し」→「改めて意識する」その繰返しが出来る人こそプロドライバーではないかと感じました。
来週からの運行で実際に正しい運転姿勢を活用してもらい、また感想等個々に上げてもらう事で今回の実地研修は終了しました。
亀山安全会議3